- NPO法人日本喉摘者団体連合会・公益社団法人銀鈴会 共催 -
平成26年11月15日(土)、第8回全国喉摘者発声大会が、厚生労働省後援により、NPO法人日喉連と(公社)銀鈴会の共催で東京都新宿区の東医健保会館にて開催されました。
開催に先立って、予め所属会員数によって出場者の枠が決められ、9月から10月に亘って全国各ブロックで予選会が行われ、食道発声の部から19名、ELの部から6名の方々が決勝大会に進みました。
大会は日喉連の秋元理事の司会で、ご来賓の皆様のご祝辞がご披露され、引き続き日喉連の栃木理事の司会で発声大会が実施されました。
食道発声の部は課題曲「赤とんぼ」または「故郷の空」を1曲歌い、スピーチと合わせ5分以内、ELの部はスピーチのみ4分以内で発表し、それぞれが緊張しながらも時間を有効に使い高度な発声を披露されました。
予選を勝ち抜いた大会とあって実力伯仲でしたが、厚生労働大臣賞を受賞した(公社)銀鈴会の竹内康子氏は、
喉摘者とは思えないほど素晴らしい歌声とスピーチで聴衆を魅了されました。また、ELの部でもいずれ劣らぬ大接戦で、大阪市喉会の得田義信氏が優勝されました。
デモンストレーションでは大阪市喉会の坂本貞夫氏が笛式人工喉頭を、神鈴会の和田修氏はシャントでの鮮やかな発声を披露されました。
◆ 競技結果
【食道発声の部】
第1位・厚生労働大臣賞 竹内 康子(公社)銀鈴会
第2位 板谷 吉治 (公社)銀鈴会
第3位 大河原 敏夫 発声教室山彦会
第4位 日野 吉夫 立声会
第5位 正願地 憲明 (公社)銀鈴会
第6位 川西 一代 和喉会
第7位 松原 照美 (公財)阪喉会
第8位 藤原 信康 (兵福協)神鈴会
第9位 坂井 高司 岐阜睦声会)
第10位 大場 知恵子 (公社)銀鈴会
【EL発声の部】
第1位 得田 好信 (公財)阪喉会
第2位 郡司 広美 福声会
第3位 坂上 敏 新潟県美鈴会