第69回定期総会・声の祭典「スピーチ大会」開催
令和5年6月17日(土)東京都港区の東京都障害者福祉会館に於いて第69回銀鈴会定期総会・声の祭典「スピーチ大会」が開催されました。
総会は吉田訓練士の司会で、議長の渡邊会長が2022年度の事業報告、杉山事務長から財務報告、山後監事の監査報告があり、2023年度の事業計画、予算について賛成多数で可決されました。
詳細は先日送付いたしました「第69回 定期総会議案書」をご参照ください。
定期総会後に、日喉連・東日本ブロック共催で声の祭典「スピーチ大会」が銀鈴会篠田訓練士の司会で開催されました。
今回はコロナ過の影響で東日本ブロックの多くの団体が発声教室の休講をやむなくされており、銀鈴会、埼玉銀鈴会から15名の参加者がスピーチを行いました。
競技終了後に公開披露として、EL発声者2名、シャント発声者1名のスピーチが披露されました。
また、横浜市立大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の折舘伸彦教授から「最近の頭頚部手術に関する話題について」のご講義を頂きました。
競技結果 入賞者(敬称略)
第1位 大久保 則彦 (銀鈴会)
第2位 嶋根 栄三郎 (埼玉銀鈴会)
第3位 廣田 冬樹 (銀鈴会)
第4位 元吉 修 (銀鈴会)
第5位 水谷 誠治 (銀鈴会)
第6位 大久保田 博久(銀鈴会)
第7位 百瀬 秀夫 (銀鈴会)
第8位 長谷川 正一 (銀鈴会)
◇ 吉原俊雄先生の講評 ◇
出場された15名の方は、日々努力され今日に臨まれたことが、スピーチを聞いて十分に感じ取ることができました。
そんな中での採点、順位付けは、辛いものがあります。しかし大会の趣旨から厳しく採点させていただきました。
審査員9名の採点順位は、私の評価とほぼ一致しており公平な採点だったと言えます。
手術の仕方によって発声力に差が出るかとも思いましたが、空腸移植された方もとても良く声が出ており、発声上達に差はないと認識しました。
本日は皆さんの努力された結果をお聞させていただき有難うございました