2019年6月15日(土)東京都港区の東京都障害者福祉会館に於いて、定期総会に続き「声の祭典」スピーチ大会は、引き続き福山監事の司会で開催されました。
入会1年半から15年超、また年齢も55歳から77歳までの会員19名が3分間のスピーチを競いました。
福田審査委員長の挨拶の中に「残り15秒で焦らないこと。相手が理解してくれるように話してください」というアドバイスがあり、その後、事前の抽選順に従って開始しました。
デモンストレーショとして平野聖典さんのシャント発声と、マレーシアより留学研修生の林 栄泉(リン エンチュアン)さんのスピーチが披露されました。また審査の点数集計を待つ合間に、アトラクションとして声友クラブと、すずらんの会の合唱があり、大いに楽しませてくれました。
◇ 競技結果
第1位最優秀賞 荻津 裕一 銀鈴会(東京)
第2位優秀賞 犬山 正人 銀鈴会(東京)
第3位優秀賞 森 達男 埼玉銀鈴会(埼玉)
第4位 山後 政芳 銀鈴会(東京)
第5位 真柄 定夫 群鈴会(群馬)
◇ 福田先生の講評
皆さんどうも有難うございました。皆さんのスピーチに感激、感心いたしました。
講評ですが、参加された方に共通していることは、上位の方は一つの単音と単音がはっきりしており、さらに上手な方は、その単音と単音の繋がりがとてもスムースでした。3位までの方に共通して言えます。
逆に下位になってしまわれた方は、単音一つ一つは上手に聞こえるのですが、次の単音までの繋がりに時間がかかったり、スムースでなかったり、その間にノイズが入って聞きづらくなる傾向にあります。教室ではこれらのことを考慮して今後の練習に結びつけていただきたいと思います。
アトラクションでの歌はとてもすばらしく、もし私が2020年パラリンピックの委員だったら開会式の中で歌ってもらいたいと思うぐらいの感激でした。皆さんどうも有難うございました。