平成26年6月14日（土）、東京都新宿区南元町の東医健保会館大ホールに於いて、定期総会に続いて「声の祭典」が栃木理事の司会で開催されました。今年は梅雨の晴れ間の雲ひとつない上天気の中、コンテスト出場者をはじめ、関係者および会員や家族の方々などが多数来場されました。
審査委員長の福田先生から審査委員8名の紹介と審査基準の説明の後、食道発声13名とＥＬ発声5名の出場者が、日頃の成果を競い合いました。

今回特筆すべきは、今年からＥＬ発声の部ができたことです。
今回の出場者は1名が訓練士、1名が声友クラブ、7名が上級クラス、3名が中級クラスからの出場でした。
また出場者13名中4名が女性で、5名が食道再建者、出場回数2回以上が3名でした。出場者の年齢は50代が2名、60代が10名、70代が1名で、58歳から75歳まで、幅広い年齢層で競われました。
注目すべきことは、今回第1位の優勝に栄誉に輝いたのは、健常者ばかりの職場で食道発声で仕事を頑張っている女性であったことは勇気を与えられることでした。
審査の点数集計を待つ合間には、アトラクションとしてＥＬ発声の独唱と声友クラブ、すずらんの会によるコーラスが「声の祭典」を盛り上げました。

【入賞者】　

第 1位最優秀賞　　竹内　康子（声友クラブ　単純）
第 2位優秀賞　　　正願地憲明（上級　単純）
第 3位優秀賞　　　白川　充彦（訓練士　単純）
第 4位佳良賞　　　東　　幸子（上級　その他）
第 5位佳良賞　　　山後　政芳（上級　単純）
 
【入賞者】

第 1位優秀賞　　　塚本　茂樹
第 2位佳良賞　　　草柳　正男
第 3位佳良賞　　　関谷　俊彦