がんサバイバーシップシンポジウム2015
がんと就労 2015年12月19日
~新たな支援展開と体験談から学ぶ~
主催 国立がん研究センターがん対策情報センター
がんサバイバーシップ支援研究部 髙橋都部長
場所 千代田区外神田4-14-1 UDXギャラリーネクストホール
参加者 約150名
主催者髙橋都部長ご挨拶
がんが慢性病に変化しつつある今日、診断後の就労はきわめて重要な意味を持ちます。
本シンポジウムでは、がん体験者の離職実態・情報ニーズ調査や、医療機関と職場の情報共有のあり方の検討など、
研究班の平成27年度の活動をご報告します。
また、地域の支援団体の活動や、治療と仕事の調和に向けた体験談もご紹介します。
講演者 銀鈴会会員 村本高史
44歳時に頸部食道がんを発病。放射線治療でいったんがんが消失するも、2年後に再発。手術で声帯を失ったが術後約3か月で職場復帰。勤務先へ開示や周囲とのコミュニケーションの工夫、食道発声の習得、部下のいない現在の「創造変革職」としての仕事などについて、実際に食道発声を使ってお話ししました。
プロフィール (サッポロビール株式会社 経営戦略部 プランニング・ディレクター)
1987年サッポロビール株式会社入社。30代まで開発・広告等のマーケティング部と人事部門を交互に経験後、40代から再度人事部に在籍。2011年、人事総務部長当時に頸部食道がんが再発し、手術で喉頭全摘・空腸移植。復職後、公益社団法人銀鈴会の教室に通学して食道発声を習得。現在は経営戦略部にて組織風土改革に携わる一方、闘病体験等を語る会を社内で開催。
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