公益財団法人社会貢献支援財団 社会貢献者表彰式典にて
表彰された全国49受賞者を代表して式典の最後に長野県信鈴会の上條和男氏が挨拶をされました。
挨拶の初めに声帯を失ったことを告げると
ご臨席の瑶子女王殿下(父が三笠宮寛仁親王)が驚いたような表情をされたそうです。
長野信鈴会(長野県)
昭和38年、信州大学医学部付属病院耳鼻咽喉科看護婦長だった今野弘恵さんが、声帯摘出手術を受けた患者さんたちの声を取り戻そうと、病院と折衝を重ね、患者たちを説得し、病院独自の発声教室を開設し、その後赤十字病院とも連携し、県の協力もあり、同44年に長野県喉頭摘出者の患者会「信鈴会」を誕生させた。当時は治療が中心で術後のリハビリにまでは手が届いていなかったが、声を失った患者たちに希望と勇気を与え、発足当時は2教室であったが、現在は6教室にまで拡大されている。
推薦者:今野 弘恵
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式 典 次 第
§ 第1部 表 彰 式
10:30 開 式
・会長挨拶
・瑶子女王殿下のお言葉
・表彰選考委員挨拶
・表彰状並びに副賞の贈呈
・受賞者代表挨拶 (長野県信鈴会 上條和男)
12:00 閉会
§第2部 祝 賀 会
12:00 開 宴
・来賓祝辞
・乾杯のご発声
13:00 閉 会
協力 日本財団
(平成27年11月30日 於帝国ホテル東京)
表彰選考委員
委員長 内館 牧子 脚本家
委 員 大武健一郎 元国税庁長官
委 員 久米 信行 久米繊維工業株式会社
取締役会長
委 員 吉永みち子 ノンフィクション作家
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ごあいさつ
この佳き日、瑶子女王殿下のご臨席に賜り、第45回を数えます平成27年度社会貢献者表彰式典の開催にあたり、表彰の候補者を推薦いただきました方々、本事業の助成をいただきました日本財団そしてご協力賜わりました関係各位に心より厚くお礼申し上げます。
さて、本年度の受賞者の皆様は、いずれも素晴らしい145件の功績の中から、表彰選考委員会によって49件が選出され、表彰を決定いたしました。
困難な状況の中で人々の幸福のため尽くされた方、海の環境の保護に尽くされた方などの受賞者の皆様をご来賓各位とともにお祝いできますことは、私たちの大きな喜びでございます。
本日は受賞者の皆様のご健康とますますのご活躍をお祈り申し上げますとともに、社会貢献者表彰を通じた私どもの事業につきましては、今後ともご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人 社会貢献支援財団
会長 安倍 昭恵
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