アジア各国での活動


アジアの友よ、声再び
    
銀鈴会は、約30万人と言われるアジア各国の喉摘者のために、13ヶ国14地域(韓国、中国、台湾、香港、タイ、インド、インドネシア、ネパール、パキスタン、マレーシア、シンガポール、フィリピン、バングラデシュ、日本)の喉摘者団体で構成されている「喉頭摘出者団体アジア連盟」の中核団体として、


 1.ベテラン指導員を各国へ派遣、現地の喉摘者に食道発声を直接指導しました。

 2.日本財団などの助成金を得て、アジアの喉摘者の指導員養成を図るプロジェクトを立ち上げ、各国の喉摘者との研修会を開催して発声リハビリテーションを受けさせ、約100人を超す発声指導者を養成しました。当初は皆無に近かったアジア圏の喉摘者の団体も着実に増えています。

 

以上の様な活動を通して食道発声の一層の普及を図ることも、銀鈴会の重要な役割となっています。
 

喉頭摘出者団体アジア連盟会長 松山雅則
 (公益社団法人銀鈴会会長)

 


 

昭和59年に、アジア地域の喉頭がん患者の救済を目指し、銀鈴会の内部組織として「喉頭摘出者団体アジア連盟」(AFLA)を創設しました。

喉頭摘出者団体組織運営のあり方、各国に発声指導員の育成などを銀鈴会が主管となって指導し、日本を含む14ヶ国のボランティア組織が成立しました。
これらの活動が認められ、平成10年5月には国連本会議において、経済社会理事会との協議資格を有するNGOとして認定されました。

 

                                                                           喉頭摘出者団体アジア連盟

                                            (AFLA)

Asian Federation of Laryngectomees Association